こんにちは、ミッキーシューズです。
新学期を控え、スクールシューズのお買い換えでいらっしゃるお客様が増えてきました。
学校によって商品が異なりますが、この地域の高校指定靴は、
ローファーの本革か人工皮革、または人工皮革のストラップシューズです。
よくお見受けするのは、本革か人工皮革かでお悩みになるケース。
同じメーカーの型番違いなので、デザインはほぼ同じです。
(画像は女子学生さん用です。)
踵部の「ケリ」があるかないかですね。
こちらが本革↓
こちらが人工皮革↓
それぞれ、私見ですが以下のような特徴があります。
本革
○人工皮革に比べて高価。
○革が馴染んできて、履きこむほどに足なりになる。
○人工皮革に比べて丈夫。
○革が馴染むまでは、少し履き心地が硬めに感じることがある。
人工皮革の良いところ
○本革に比べて価格が安い。
○雨に強い。
○本革に比べて痛むのが早い。
○履きこむと、馴染むというより全体的に広がる感じがする。
画像でご紹介している靴に限ってのお話しですが、
どちらかというと人工皮革の方が足入れがいいんです。
甲高幅広の方は本革、人工皮革で同じサイズを履くと、人工皮革の方が合う事が多く、
甲高幅広でない方は、本革ならうまく足が収まって、人工皮革の方はゆるい、というパターンも。
素材の特性で悩むというよりも、欲しい素材の靴が足に合わないときに、さてどうしようかとなります。
本革が欲しくて自分のサイズを試し履きしたら、なんだか足入れが悪い、甲が痛い。
でもサイズを上げると少し踵が抜ける…という場合は、以下の解決策があります。
○中敷きを入れる
○ソックスを厚手にする(足裏がパイル状になっているものなどはかなり違います。)
人工皮革で自分のサイズを履くとゆるく、サイズを下げるとつま先があたって履けないケースも上記と同様です。
レースアップシューズ(紐靴)であればフィット感を調整ができるのですが、
おそらく脱ぎ履きがスムーズにできることから、ローファーを指定される学校が多いのでしょう。
これが通常の靴えらびであれば、同じサイズでも様々な木型、横幅、デザインから
お好みとお足に合うものを選べばいいので、指定靴ならではの悩みと言えますね。
お買い換えの際は、素材違い、サイズ違いでゆっくりお試しなさってください。
私どももお手持ちの靴でのお悩みなど、お話しを伺ってアドバイスさせて頂きます。
今日もご覧頂き、ありがとうございました。
ミッキーシューズ